フリーターにありがちなのは自由すぎる生活ゆえに自堕落になってしまうこと
フリーターになると1日24時間365日、自由な時間が手に入ります。
その自由な時間をどうするかは自分で決めることができますが、
自由な生活のなかにもバランスを持った生活をすべきだと思います。
しかし多くのフリーターは自由すぎる生活を目の前にすると、
どうしても自堕落になってしまうケースが見られます。
それを責めるつもりはありませんが、できるだけ短期間に抑えるようにしてください。
・学校に行く必要がない
・無理に働く必要がない
・好きな時に寝て、好きな時に起きても何も問題ない
・お金は親が何とかしてくれる
こんな理由で自堕落な生活を送ってしまうわけですが、これらのうちいくつかは
正しいことではありません。
「無理に働く必要がない」のは完全に間違いで、働く義務は生じています。
「お金は親が何とかしてくれる」これも今はそうかもしれませんが、将来的に失うものです。
好きな時に寝て起きれるとうのはフリーターの特権ではありますが、
それも本当は正しいことではありません。
唯一正しいのは「学校に行く必要がない」ぐらいでしょうか、これは社会人であれば
殆どの人がそうなのでフリーターに限ったことではありません。
フリーター=自由は間違い。自分のことは自分でやるべき義務を負っている
「フリーター=自由」という方程式は間違っています。
自由というのは何をしてもいいわけではなく、ルールの中にあるからこその自由です。
そのルールというのはフリーターでも同じことで、自分のことは自分でやるべき
という義務を負っているのです。
自分でやるべき義務のうちの1つがバランスのとれた生活だと思ってください。
誰が定義したものでもありませんが、自堕落な生活をすることはフリーターだからではなく
単純に自分のことを放棄しているにすぎないからです。
フリーターになって1か月程度であれば、好きな時に寝て起きて、食事も適当にして
働きもせず、好きな事だけしてという生活をするのも良いかもしれません。
人生において、そこまで自分を律する必要のない生活ができるのも殆どないからです。
注意すべきはその期間で、1か月を超えてだらけた生活をすることはオススメできませんし、
それを超えて自由気ままな生活を継続すると元に戻れなくなるリスクが増大します。
そうなると自分でどうにかできるレベルを超えてしまい、フリーターではなく単なる無職
という立場になってしまいます。
フリーターだからこそ、節度ある生活を送るべきでしょう。
では、節度ある生活について見てみましょう。
・決まった時間に起きて、決まった時間に寝る生活を週のうち5日は続ける
・食事も決まった時間に1日3食取るようにする
・週のうち半分以上は外出する時間を設ける、散歩程度で可
・将来のためにできることを実践し続ける
・できる限り明確な目標をもって日々を過ごす
こんなことでいいの?と思ったかもしれませんが、こんなことができないフリーターが
実際に多く存在していることが問題なのです。
そういうことがフリーターの立場を低いものにしていることに気が付きましょう。
最低限、これぐらいは節度ある生活として実践できるのではないでしょうか。
「簡単だ」と思ったなら落とし穴に落ちてしまうかもしれません、
逆に「難しそう」と思ったらそれは現実を上手く把握できている証拠です。
節度ある生活というのは、当然のことばかりですが誰の制約も受けないフリーターにとっては、
それを守ることが何よりも難しい事なのです。
フリーターだからこそ、最低限のことは頑張るようにしましょう。