フリーターでいることはデメリットが多いように言われますが、
決してメリットが無いわけではありません。
フリーターであることは捉え方によって十分なメリットがある立場と言えます。
それではどのような点でメリットがあるのか見てみましょう。
フリーターの最大のメリットは時間を好きなように使えること
正社員として働いていると朝9時から勤務するために早起きして出勤し、
18時ごろまで働き残業があればそこから数時間は仕事してから帰宅する。
家に着くのは夜の9時、10時ということも普通にあります。
それに対してフリーターは完全にプライベートを優先して生活することができます。
アルバイトで働いていても、自分の好きな時間にシフトを入れることによって
自由な時間の使い方ができます。
これはフリーターにとっては最大のメリットと言えます。
自分の趣味に打ち込んだり、将来的に見据えた目標に時間を割くこともできます。
逆に何もせずに自由気ままに生きることもフリーターだからこそできることです。
人によっては時間を自由に使えることで自堕落な生活になってしまうから、
メリットではなくデメリットだという声もあります。
しかし時間を自由に使えることがメリットであることは間違いありません、
それを自制できないのはその人の問題であって、フリーターの問題ではないからです。
今ある環境をどのように使うかは、人それぞれであってメリットと捉えるか
デメリットと捉えるかは主観によるものでしかありません。
広義の意味において、自由な時間が多ければ多いほどメリットだと言えるでしょう。
フリーターは責任を負うことなく仕事ができる
正社員として働いていると仕事に対する責任が重くのしかかってきて
仕事に対する重圧はもちろん、辞められないという責任が付きまといます。
それに比べてフリーターは仕事に対する責任が比較的少なく、重圧を感じることなく
気軽に仕事をすることができます。
これは無責任というわけではなく、仕事に対する対価に応じて責任の所在が明確であり
フリーターはその点において間接的な仕事を行う頻度が高いと言えます。
そして責任を背負わないということは、正社員に比べると仕事を辞めやすく
自分の生活の変化に合わせて他の仕事に従事したり、充電期間として働かないという
選択をすることも自分の意志で比較的簡単に決めることができます。
どんな仕事で生計を立てて行きたいのか、自分の適性はどこにあるのかを
フリーターという立場から見極めるのは簡単な事ではありませんが、
時間的な余裕と責任を負うことが無いという身軽さから転職が非常にカジュアルです。
このことも人によっては「落ち着きがない」とか「安定しない」と否定することがありますが、
それもと耐え方次第です。
フリーターであることで経済的には満たされないかもしれないけれど、その分だけ
時間や責任といったところで縛りが少ないのはメリットと考えてイイでしょう。