今日できなかったことを明日できるというのは、単なる逃げでしかない
今日やるべきことを単なる手抜きやサボりでできなかったとすれば、
それは明日以降にやるしかありません。
そういうことがたまにあるのは人間なら仕方のない事ですが、
習慣化しているとすれば大問題です。
今日できなかったことを明日できると言い切るのは間違っています、
それは単なる逃げでしかありません。
単にやるべきことをしなかったのは、自分への甘えでしかありませんから
そのことを明日できるというのは厳しい言い方をすれば「言い訳にもなっていない」のです。
やることがあるのにやらずに他のことをしていたならば、
ダメ人間の典型と言っても過言ではないでしょう。
今日できないことは、間違いなく明日もできない、つまり永遠にできない
更に今日できない事は、間違いなく明日もできないと言えます。
たまたま明日できたとしても、それは習慣化されていないので偶然です。
同じことを繰り返してしまうのは明白です。
今日も、明日もできないなら、それは永遠に出来ないことを意味しますから
本当に深刻なことと捉えるべきでしょう。
厳しい表現になりますが、逆に考えれば今日できることを今日やってしまえば、
この深刻な状態から脱却できるとも言えます。
後ろ向きな考え方をするのではなく、前向きになるためには逆の捉え方をしましょう。
明日から本気を出す、というのは本気を出せない事の裏返し
もし明日から本気を出すと思っているなら、それは本気を出せない事の裏返しです。
明日になったら「また明日になったら」と言い訳の連鎖が続くだけのことで、
何ら変わらない毎日を無駄に過ごすことになってしまいます。
明日から本気を出すのではなく、今日から本気を出すべきだし
明日から本気を出すなどと言い訳をすることを恥じるべきです。
アナタの本気とはいったいなんでしょうか?
今生きていることが「本気」なのではないですか?本気になって生きていないとすれば、
アナタの今日は無駄な1日だったということでしょうか。
「明日から本気を出す」というのは、その無駄な生き方をしていることを自分で認めることになるのです。
自分では前向きな表現をしているつもりかもしれません、決意表明のようなことかもしれません
しかし周囲からはただ逃げているだけにしか見えないのです。
自分を鼓舞するならもっと違う表現があるでしょう。
だからこそ今日やるべきことを今日やろう
- 今できない事を先送りしない
- 今日できることは今日やろう
- 自分に甘えないで生きよう
- 1つ1つ小さなことから取り組んで行こう
- 明日が絶対に来ると思ってはいけない
- 明日は明日やるべきことがある
世の中は全ての人を救ってくれるほど甘くはありません。
自分に甘い生き方をしていれば、人生もそれ相応の結果しかもたらすことができません。
ましてや周囲が助けてくれると思っていたら、それこそ大間違いです。
だからこそ、今日やるべきことを今日やろうという意識を持って毎日を過ごしましょう。
何でもいいです、今日やるべきことを明日に延ばさないことは、
全ての人にとっても耳が痛い言葉なのです。
耳に痛い言葉はそれだけ意味がある事、過ぎ去ってからでは取り戻せない事。
自分に嘘をつくのではなく「今日やるべきことを見つけて、今日やろう」と努力しましょう。