第2新卒の就職活動のコツ

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絶対採用されない志望動機回答例

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フリーターとして正社員になる人もいますが、第二新卒として就活する人もいます。第二新卒とは何らかの理由があって新卒としての就職活動をせずに1〜3年が経過した人、もしくは1年程度の短期間の実務経験があるものの退職してしまった人を指します。

 

第二新卒の就職先は「第二新卒可」となっている求人を対象にします。その記載がない場合は基本的に採用されないと思っていいでしょう。そのため採用企業数は新卒に比べると圧倒的に数が少なくなってしまいますし、競争率は当然高くなります。

 

そして運よく書類選考をパスして面接に進めたとしてハードルになるのが志望動機です。面接官が第二新卒を採用する際に一番気にするのがこの志望動機で、どうして新卒で就職活動をできたはずなのにそのチャンスを捨て、そして数年経過してから就活をしているのか確認します。

 

多くの人はネガティブな印象を抱えたまま第二新卒として就活します。志望動機の回答としてよくあるダメな例を挙げますので参考にしてください。

 

  1. 資格取得を目指して勉強していましたが、不合格となったために就職することにしました
  2. 新卒として就職活動しましたが、内定を手にすることが出来なかったため
  3. 新卒では目標を立てて活動できなかったので、就職浪人し目標を持つことが出来たからです

 

これらを面接時に回答した場合、100%不採用になります。理由はネガティブだからです。

 

新卒での就職活動というのは人生において2度訪れることのない重要なタイミングです。その時期を逃してまで就職せずに不利になる第二新卒を選んだ理由として適切ではありません。

 

3番目の回答はもっともらしく聞こえますが、何のための大学4年間だったのかという疑問を持たれるだけでポジティブな内容となっていません。面接官は「すぐに辞めてしまうでは?」という不信感を抱いてしまいます。

 

新卒の就職活動は人生において最大と言っても過言ではない重要なイベントです。そのため死にもの狂いで就活をして、希望する企業からの内定を誰よりも早く手にしようとするのです。第1希望の企業から内定が取れなくても、第2、第3といった企業をターゲットにして順次活動していくのが新卒での就職活動です。

 

この重要な時期の活動を捨ててまで就職せずに打ち込んだ結果として、第二新卒になった。そんな実情を採用担当者は知りたいわけです。

 

そのためには相手を納得させるだけの理由が無くてはいけません。新卒採用を見送るぐらい大きな何かがあったのだから、その何かを捨てて第二新卒で就活するには新卒採用を見送ったことと同じかそれ以上のインパクトのある出来事があるはずです。

 

それをしっかりと説明できなければ採用担当者はこう考えるでしょう。「ああ、就職活動がイヤになって逃げたんだな」と、そしてこうも考えます。「採用しても、仕事が合わないとかですぐに辞めるかもしれない」こうなると採用されません。

 

もし資格取得を理由に新卒を諦めたのであれば、その資格試験に合格できなかったけれどもそこで学んだ知識の具体的な活かし方を採用担当者に説明しなければいけません。単純に活かせるというだけでなく、どんな部署のどんな仕事で活用できると考えています。と言い切るぐらいでなければ説得力はないでしょう。

 

また、新卒で一旦は就職したけれども短期間で退職した人が第二新卒として就活する場合は、前職を退職した理由と活動対象企業を選んだ理由を具体的にかつ明確に答えなければいけません。ここでもネガティブな回答をしてしまうと、まず不採用となってしまいます。

 

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就職を成功させるには自ら学ぶ姿勢が大事

会社は利益を出すための存在です。ですから採用の段階でも、会社にとって利益を産み出すことができる存在なのか?支払った分のお給料だけ、効率的に働くことができるのか?という点が考慮されます。特に中途採用の場合には、すぐに会社の利益に貢献できる存在が求められます。

 

このため、最も転職がスムーズにいくのは…

1.同業種から同業種への転職

 例)不動産の営業から不動産の営業へ

 

2.異業種から同業種への転職

 例)印刷機の営業から不動産の営業へ

 

3.同業種から異業種への転職

 例)診療録(カルテ)管理業務から医療事務へ

 

4.異業種から異業種への転職

 例)不動産の営業からプログラマーへの転職

 

同業から同業への転職であれば、基本的な仕事の流れやスキルに共通性があるため年齢がある程度高くなっても転職はしやすいです。仕事の内容も大体想像がつくため、慣れるのも早いでしょう。

 

しかし同じ業職であっても、まったく違う業界の仕事となると難しくなります。今まで真面目にコツコツ働いてきた人でも、未経験者が異業種の異業種へ転職するというのは非常に難しくなります。この場合はアルバイトや派遣からスタートして、正社員を目指した方が早いでしょう。

 

職場は学校ではないのではありません。働きながら学びたいという姿勢は基本的にNGです。学校ではないからです。仕事になれるまで先輩から業務について教えを受けることはありますが学校と違って知識や技術を教えてもらう場ではありません。

 

あなたが採用する側に立ってみればよく分かるでしょう。社員にお給料を払っているのに、1から仕事を学びたいという態度では困ります。会社にお給料以上の利益を与えて欲しいと思うのは当然です。だからこそ自ら学ぶという姿勢が重要です。教えてもらうのではなく、自分で学んでいかなければいけないのです。

 

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