多くの会社は営業職が根幹
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ノルマがあって厳しい営業なんてやりたくないと思うかもしれません。しかし特殊な技能を使う職種の経験が無い人の場合は、営業職などで経験を積まなければその後のキャリア形成に大きな問題が生じてしまいます。
また、技術職であっても営業経験が無い場合は40代、50代でのリストラに耐えられるだけの力を持たないケースが多くあります。技術職から営業職へいきなり配置転換を言い渡されることだって普通にあるからです。技術を売り物にしている企業であっても、営業職は絶対に存在しています。
何か商品を売り歩くだけが営業職ではありません。人材も立派な商品ですから、それを技術者という形で売り込むのも営業の仕事なのです。会社で働く人材というのは大きく分けると2種類に分けられます。
- 売れる商品を作り出すことが出来る人材
- 商品を売って代金を回収する人材
前者が技術、研究、製造などになり後者は営業、販売職になります。
どちらか一方では企業が成り立たないように営業職は企業の根幹を支えていると言えます。作る人、売る人この2つがあって初めて企業として成り立つわけです。
技術がない、経験もない、となれば後者の営業、販売職として経験するのがベストです。営業、販売が楽だからという理由ではありませんし、ノルマさえこなせばいいんだからという理由でもありません。
新卒でない既卒、フリーターなのだからそれなりの現実を直視しましょう。採用即で管理業務に抜擢してくれるような企業はありません。コツコツ地道に成果を上げていく可能性があるのは、営業、販売職なのです。
営業の基本は今も昔も飛び込み営業
特殊な技能を必要とする職種ではなく、一般的な職種のうち営業職、販売職などを目指す人も多くいると思います。特殊技能を必要としないからと言って、特別苦労が無いわけではありません。
世間的な営業職のイメージは「ノルマが多い」「サビ残が多い」「離職率が高い」などのネガティブなものが多いと思います。確かにノルマや残業といったイメージがあるのはドラマなどの影響もありますが、現実的にも間違ってはいないでしょう。
しかし正社員を経験していないフリーターや既卒者が就職するに当たり、特殊な技能がないために就職できない状況になっている人の中には営業職への適性を持っている人も多くいます。
昔ながらの営業と言えば「飛び込み営業」です。フリーターなどで職歴が無い場合は、この飛び込み営業を主とする企業をターゲットにして就職活動を行うことも手段の一つです。飛び込み営業なんて今どき古臭い、と思うかもしれませんが現在でも飛び込み営業を売り上げの主体にしている企業は多くあります。
飛び込みで買ってくれる人などほとんどいないんだから厳しいだけで、そんなので職歴にできるほど甘くはない、そう考えているでしょう。確かにその通りです。
飛び込み営業は極めて難しい職種の一つです。しかし全く売れないわけではありません、少しずつでも売れていけばそれだけで取引先が増えていくことになります。半年、1年と続ければ固定客はそれなりに増えていきますから、地盤固めとしてまた職歴としての経験としては間違いなくスキルとなるでしょう。
営業にノルマは必ずついてくるもの
飛び込み営業にはノルマがあって厳しいと思っているでしょう。確かにその通りですが、飛び込み営業はコツを掴めばかなり効率よく売り上げに繋げられます。まず、単純に「買ってください」では売れるはずないことはわかるでしょう。
大事なことは2つあります、一つは買い替え需要に食い込んでいく提案力が必要になります。オフィス機器では今ある機種を買い替えるにあたって、自分の商品を選ぶことのメリットを提案できれば買い替え顧客を手にすることが出来ます。
もう一つは見込み客を効率よく低コストで探し出せるマーケティング力です。オフィス機器以外にも様々な営業がありますが、購買層はどういった年齢層なのか独身か家庭持ちかといったことも重要になってくるでしょう。
飛び込み営業を経験してからルート営業に切り替えた方が良いという話もあります。
ただ、営業職にはどんなものでもノルマは存在します。飛び込みだからノルマがあって、ルートだからノルマがないわけではありません。ノルマをクリアできないこともあります。どれだけ長い経験があっても未達はあります。そうなったときに精神的に耐えることが営業職では必要な能力になります。
最初からノルマがあって大変だから営業には向いていないと思ってしまう人には、営業職は向いていないかもしれません。しかし実際にやってみないと適正があるかどうかは判断できないのも確かです。飛び込みでもルートでも営業にはノルマがつきものです、職歴としての経験を積みたいということであればノルマを判断条件にすることは避けるべきでしょう。
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IT系職種はスキル、実践力、即戦力が重要
アルバイトから正社員を目指す場合、IT系職種にもその可能性はあります。IT系職種と言えば、プログラマー、システムエンジニアなどがありますが、そもそもIT系の職種で仕事をするのは、アルバイト、正社員に関わらず非常にハードルが高いと考えられます。
というのもそれなりのスキル、実践力がなければアルバイトとしても採用しにくいのです。バイトで雇った人を教育しなければいけないなど企業側にそんな余裕はありません。特にIT系職種に関しては、得手不得手がありますので教育に割く時間など最初から考えていないと言ってもいいでしょう。
だからこそアルバイトの時点である程度スキルがないと採用されません。更にいうとそこからの正社員となると実践力、即戦力などをチェックされます。アルバイトとしては作業できるけれども、正社員としては向いていないと判断されることもIT系に関して言えばありえる話です。
オフィスの中でパソコンに向かって黙々と作業しているイメージがあると思いますが、それは全くの間違いです。
プロジェクトチーム内でのコミュニケーションや、ユーザーとの折衝などができなければシステムエンジニアにはなれませんし、プログラマーであってもコミュニケーションが出来ない人材の場合は、作業遅延や隠れた不具合の問題などが後々になって表面化するなどの問題があるので、プログラミングスキルがあるだけでは正社員として認められません。
IT系職種として向いている人には次のような特徴があります
- パソコンに対する興味が一般人より高い
- 残業、徹夜などが続くことに耐えられる体力がある
- 分からなくても自分で調べて解決する力を持っている、または努力する
- 忍耐強い精神力がある
- 弱音を吐いても最後までやりきる気概がある
絶対ではありませんが、このような特徴をいくつか持った人が、IT系企業で正社員としてキャリアを積んでいくことが出来ると言われています。それだけブラック企業も多いですし、残業は嫌だと思ってる人には務まりません。
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デザインの仕事はクライアントあってこそ
印刷やDTP業界は、まず学校などで勉強する人が多いです。
高校や大学を卒業したあとに専門学校に入り、デザインソフトの使い方やDTPソフトの使い方を覚えてから就職するというのが一般的です。就職先でも最低限ソフトの扱いができるというのが条件で何も分からないまま就職するというのは、ほとんどありません。
ほとんどの人が専門学校で技術を磨き、その後アルバイトや派遣社員という転職を繰り返しながら、正社員としてステップアップしていきます。
いきなり正社員になれるというのは少ないようです。このため時間はかかりますが、基礎さえきちんと学ぶことができれば現在フリーターの人でも比較的正社員になりやすい業界とも言えるでしょう。
ただし、デザイン業界の仕事は精神的なタフさが非常に求められる職場でもあります。いくら自分が素晴らしいと思える作品が作れたとしてもクライアントから認められなければ何の意味もありません。時には、せっかく作ったものをボロクソにけなされることもあるでしょう。
クライアントの意向を正確に把握し、こちらの意図も相手に正確に伝えなくてはいけないためコミュニケーション能力、言語能力も求められる仕事でもあります。『イメージ』という曖昧なものを伝えるのですから、なかなか難しい内容です。
当然アルバイトでも経験者が優先的に採用されます。専門学校などを出た場合には当然未経験になりますからまずは出力センターなどのオペレーターバイトから初めてみるのが良いでしょう。実務で使えるレベルで正確・迅速に作業できる能力が求められますから技術的にもスキルアップしていくことができるでしょう。
面接を受ける時期は5月がいいとされています。毎年デザイン業界に憧れて入るも、五月病にかかって退職する人が出るため中途採用の枠が増えるようです。
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